
かつて「ダルマセリカ」の愛称で知られた
トヨタの車がありました。
現在からは考えられぬ独特の
スタイルは「名車」と呼ばれ
現在も尚、根強いファンを持つ車です。
そんな初代トヨタ・セリカについて
中古車価格やカスタムパーツについて
自分なりに調べてみました!
トヨタのダルマセリカって、どんな車?
「ダルマセリカ」の愛称で知られる
初代トヨタ・セリカは
1969年に開催された「東京モーターショー」に出展された
コンセプトカー「EX-1」
をベースに翌年の1970年にトヨタ自動車から販売された
スポーツタイプの2ドアクーペです。
1973年4月には
1972年のモーターショーに出品された
コンセプトカー「SV-1」をベースにしてテールゲート(バックドア)を備えた3ドアリフトバック(LB)もラインナップに加えられ販売されました。
特に特徴的なのは
丸2頭のヘッドライトと
ラップアラウンドタイプのメッキバンパーそして、スラントノーズのフロント部分がまるでだるまのようにふくよかなため「ダルマセリカ」の愛称が付いたといわれています。
形式名はA20/30型でエンジンや内装では「フルチョイス」といわれた
「好みのエンジン、変速機、内装を自由に選べる」
というシステムを導入しましたが、一番人気となったのは「フルチョイス」の対象外だった1600GTでした。
1600GTは、ヤマハ製の2T-G型DOHCエンジンを積んだ最上級モデルであり、人気が圧倒的に高く、現在でも雑誌などの旧車特集でA20/30型が特集される際は、ほとんどの割合でGTが登場しています。

ダルマセリカのスペック
販売期間 | 1970年 – 1977年 |
---|---|
ボディタイプ | 2ドアクーペ 3ドアリフトバック |
エンジン | 直列4気筒2.0/1.6/1.4L |
駆動方式 | FR |
変速機 | 3速AT/5速MT/4速MT |
サスペンション | F:マクファーソンストラットコイル R:4リンクリジッドコイル |
全長 | 4,215mm |
全幅 | 1,620mm |
全高 | 1,280mm |
ホイールベース | 2,425mm |
車両重量 | 1,040kg |
ダルマセリカの中古車価格
1970年から1977年までの約7年間 ダルマセリカが生産された台数は 411815台になります。
名車としても名高い ダルマセリカは、いわゆる希少車であり、 その中古車価格となると、 状態の良いすぐに自走できるものとなれば 結構な金額となります。
その一例を挙げてみます。
セリカ 1600 GT
年式1973年
走行距離6.7万キロ
本体車両価格298万円
セリカ GTV
年式1975年
走行距離不明
本体車両価格229万円
セリカ1600 GTV
ワタナベ製14インチアルミホイール付き
年式1975年
走行距離8.5万キロ
本体車両価格304万円
といった 具合でまず200万円を切るものはありません。
尚、不動車及びパーツ取り車両ならまだしも、車検を通らない車両であっても、其れなりの(三桁近い)価格になると想われます。
(2020年 6月9日調べ)