
マインドマップという自己分析方法があります。
アプリケーションやフリーソフトも多く出ている上、紙にも書けるそうです。
その マインドマップ について書き方や効果など調べてみました!
マインドマップとは?その書き方
マインドマップ(Mind Map)もしくは、マインドマッピング(Mind Mapping)と呼ばれていますが、「頭がよくなる本」の著者としても知られるイギリスのトニー・ブザン氏が提唱している図解表現技法です。
このマインドマップとは「どんなものか?」と書き方も含めその一例を挙げると、まず自分が居て、その「自分が行きたい場所」を中心に書きます。
そして、その「行きたい場所」へは、「どうやったら辿り着けるのか」をつめて書いていきます。
距離・・・かかる時間・・・費用・・・交通手段の割り出し・・・行く時期・・・・・・・・。
色々とイメージされる手段を自分の目的(行きたい場所へ辿り着くまで)という中心核から枝をのばすように書いていき、どんどんつめて、その目的(行きたい場所へ辿り着くまで)を具体化される幾つかの構想を図として描いていき発想をのばしていくといった書き方です。
複雑な概念もコンパクトに表現できるとのことで、つまりこの例の場合は「自分がの行きたい場所を書いていきます。それは行きたい場所でなくても、欲しいものでも、やりたい事業でも、自分の夢でも良いのです。
数多く抱いている自分の概念も、この図解表現技法でわかりやすく表現する事を可能にしたのが「マインドマップ」というものなのです。
マインドマップの自己分析とその効果
マインドマップは、「人間の脳の意味ネットワーク」と呼ばれる人間の記憶の一種である「意味記憶」の構造にによく適合しているそうです。
意味記憶とは、物の発端があって、その工程があって、結果的にでた部分を記憶する構造です。
「自分が行きたい場所」の間、様々な手段を描き「自分が行きたい場所へ自分はいける」といっ た詰めた結果論が出る。
このことは、考察は意味記憶と似ているそうで、マインドマップで描く図解表現は意味記憶という人間が持つ記憶構造と似ている構造だそうなのです。
つまり「自己分析」を主眼に置いたマインドマップで描いたものは、自分自身で理解や記憶の整理がしやすいといった効果が出るといわれています。
マインドマップ12のルール
提唱者トニー・ブザン氏は「マインドマップには12のルールがあり、そのルールを守っていないものは、マインドマップとは呼べない」と述べています。
確かに、こうした図解表現技法で、メモリーツリーと呼ばれているものもありますが、その12のルールを守っていない「自称マインドマップ」が、書籍などでも数多く流通しているのも現実のようです。
ちなみにその「12のルール」とは・・・・
- 無地の紙を使う
- 用紙は横長で使う
- 用紙の中心から描く
- テーマはイメージで描く
- 1つのブランチには1ワードだけ
- ワードは単語で書く
- ブランチは曲線で
- 強調する
- 関連づける
- 独自のスタイルで
- 創造的に
- 楽しむ!
マインドマップ が作れるフリーソフトやアプリケーション
マインドマップ が作れるフリーソフトやアプリケーションは以下の通りです。
ソフトウェア(フリーソフトも含みます)
- iMindMap トニー・ブザン監修のもと、ブザンの提唱するマインドマップのルールに忠実に従ったマインドマップが作成できるそうで、唯一の公認ソフトウェアでもあります。
- MindManager Mindjet社が開発しているマインドマップ作成ソフトウェア兼アウトラインプロセッサです。日本語版は2006年に発売されました。
- MindNode
- NovaMind
- astah* think! (旧名:JUDE/Think!)
- MindMapper (日本での製品名:ThinkWise)
- PocketMindmap ドイツの会社が開発しているWindows Mobileで動作するマインドマップ作成ソフトウェアです。
- マインドピース 日本のKANTETSU WORKSで開発しているマインドマップ作成ソフトウェアです。
- FreeMind オープンソースで開発されているフリーのマインドマップ作成ソフトウェアです。
- Freeplane FreeMindから派生したフリーソフトです。
- vym オープンソースで開発されているフリーのマインドマップ作成ソフトウェアです。
- XMind 香港のXMind社が開発しているオープンソースのマインドマップが作成できるソフトウェアです。
- viMind 日本で開発されているマインドマップ的な図が作成できるソフトウェアです。
ウェブアプリケーション
マインドマップが作成できるウェブアプリケーション以下の通りです。
- MindMeister 世界で1000万ユーザーが利用、日本語も対応しています。
- Lucidchart 日本語も対応しています。
- Cacoo 日本で開発されました。
- mindomo.com
- mind42.com
- bubbl.us
- アテディア 日本で開発されました。
- ぴあぴあマッピング 日本で開発 されました。
- EasyStep 日本で開発 されました。
まとめ
一時このマインドマップが、自己啓発本などのジャンルで「一時の流行」みたいな感覚でもてはやされたように思えますが、実際はそうしたものではなく、むしろひとつの概念の表し方のように思われます。
現在も尚、マインドマップのフリーソフトやアプリケーションがあるという事がその証拠ではないでしょうか。
マインドマップおすすめです!