皆さん「マテリアルズ・インフォマティクス」という言葉をご存知でしょうか?「なんなのそれ?」と言われる方もおられるでしょうが、材料開発の事なのです。

しかしこの「マテリアルズ・インフォマティクス」について関連する「アルゴリズム」や活用例を出来るだけ優しく分かり易く説明していきたいと思います!

マテリアルズ・インフォマティクス とは?

マテリアルズ・インフォマティクス とは・・・訳の分かった人が言うと「材料開発を高速化するアルゴリズム」ですが、この言葉自体なにを言ってるのか分かりにくいです!

ですので、砕けて言うと

昔々から、何かを発明して作る事は大変な時間と労力が必要でした・・・。

作っては失敗し、作っては失敗しの繰り返しです。

まさに「トライアンドエラー」です。

研究者・開発者は、試行錯誤を積み重ね、何回も何百回も何千回も何万回もそれ以上もの失敗と試行錯誤を繰り返し、今の私たちの文明に辿り着いて来たわけです。

もちろん「何かを発明して開発してゆく」という事に切っても切り離せないのが「新しい材料の開発」です。

例えば、今に至っては100均でも簡単に手に入る電球も「 フィラメント材料 」の開発が成功したからこそある訳で、その 「 フィラメント材料 」の開発にも数え切れない程の「 トライアンドエラー 」があった訳です。

つまりこれは何を意味するのかと言うと、新しいもの発明して作る事には、新しい材料の開発が出来ないといけないのですが、その 新しい材料の開発 が成功するまでには、とてつもない労力と時間とコストがかかるという事なのです。

まあ考えてもみて下さいよ・・・・。

仮に新素材をひとつ作るために一年かかったとしましょう・・・。

開発者や関係者一人に対して、8時間労働で自給が1500円がだったとします。(全員一律って事はありえませんが・・・)

単純に考えても 8時間×23日×12ヶ月× 1500円 =3312000。

つまり一人の人件費だけ見ても、素材開発には一年で出来ても一人が2208時間の時間を費やし、331万跳んで2千円の人件費(コスト)がかかるのが分かります。

つまり100人関わっていたら、一年で3億3120万円です。

じゃあ、これが10年かかったら!ラボの設営費や維持費、素材の調達費、うんぬんかんぬん・・入れれば!大変なことになってしまう!

これを踏まえると、材料開発には莫大な 労力と時間とコストがもの凄くかかるのが分かりますよね(汗)

マテリアルズ・インフォマティクス とは、その莫大な 労力と時間とコスト をかけて行った「素材開発」に人工知能(AI)や 大量のデータなどを様々な統計手法により分析する 「データマイニング」を使って、より早い超高速な「材料開発」を可能にしようとしたものです。

ちなみに分野的呼ぶと「材料情報科学」となります。

マテリアルズ・インフォマティクスが今までの 「材料開発」 と違うところ

従来、もとい「マテリアルズ・インフォマティクス」以外の「材料開発」は主に二つの事がそのプロセスとして行われています。

それは「実験」と「 理論計算 」です。

「ほんじゃあ、その実験を決めるのは誰なんよ?」となると、もちろんその「素材開発」に選ばれ携わった「研究者」です。

「それじゃあ理論計算は?」となれば、 もちろんその「素材開発」に選ばれ携わった「研究者ともろもろの賢い方々」 です。

つまり従来の材料開発は、一方的な言い方ですがラボに居るプロフェッサーに委ねられるともいえます。

それに対し 研究者ともろもろの賢い方々 + 人工知能(AI) や 「データマイニング」を用いる 「マテリアルズ・インフォマティクス」 は従来の「素材開発」より、遥かに早く多くの 「実験」と「 理論計算 」 を打ち出す事により、従来の 「素材開発」 より早い開発が可能となるのです。

つまり、結果的な一部をいうと 「マテリアルズ・インフォマティクス」が今までの 「材料開発」 と違うところは従来の「材料開発」より、 労力と時間とコスト が短縮できる事になるのです。

マテリアルズ・インフォマティクスの活用例

マテリアルズ・インフォマティクスの活用例として挙げられるのは、「大手電子企業」と「大学」などの共同研究といったものです。

実質、 1000種類以上に登る多様な組成構造を持つ材料 など素材の中でも複雑な構造を持つもの用いるためにはぞの膨大なデータ管理を常に行う必要があったりします。

それを 「マテリアルズ・インフォマティクス」 は僅かな時間での管理を可能にして実現させています。

つまり、 「マテリアルズ・インフォマティクス」 の活用によって、ずっと先に完成する材料をより早く完成させる事が可能となったを言うことです。

いくつかの活用例は挙がっていて、その中には特殊な「金属ガラス」の開発ペースを格段に速めたという事例もあるそうです。

まとめ

「マテリアルズ・インフォマティクス」 は実は私たちに身近なものなのかも知れません。

「材料開発」 の活用例など調べてみると、今後私たちの文明を高めてくれる期待ができます。

しかしそれは、私たちが文明の中で間違った方向に進んではいけないという警鐘でもあります。

最後はなんかウルトラセブンの終わりのナレーターみたいになりましたが、より安心して誰もが豊かに暮らせる世界に役立つ分野として成り立っていってほしいものです。

しかし、企業でなんらかの「開発チーム」が組まれていたとすれば、 マテリアルズ・インフォマティクスの活用によって そのプロジェクトは比較的に短期間で開発を行ったり、実験データを採取したりする事が可能なります。

そうすると「早く新しいもの」が完成したり、価値が高いデータがその企業にあるという事になります。

ならば、その開発チームが 「マテリアルズ・インフォマティクス」 を導入している事自体で、その企業の株価はあがりかねないという可能性がでてきますよね。

ということは・・・・・。

「マテリアルズ・インフォマティクス」 には 別の角度から見てもビジネスチャンスもありありですね!(汗)