時として「性能的には物凄いのにあっという間に消えてしまった」というバイクもあります。
いわゆる不人気車というものです。
カワサキ・ザンザス400もその部類に入るバイクなのですが、実際のバイクとしてのスペックは高かったのです!
そんなカワサキ・ザンザス400の数少ないマフラーやカスタムパーツ・カスタムバイクも交え、現在の中古車価格についても調べてみました!

カワサキ・ザンザス400とは

カワサキ・ザンザス(XANTHUS)は川崎重工業から1992年から1995年にかけて製造されていた今で言う「スポーツネイキッド」にあたる400ccの排気量をもったバイクです。

カワサキ・ザンザス400のコンプセプトは4ストローク版マッハ!

このカワサキ・ザンザス400が開発されたコンセプトは「4ストローク版マッハを目指して」というものでした。

(左の画像はカワサキ・マッハIII)
マッハといえば同社・川崎重工業が1969年から1976年までにかけて製造・販売した2ストローク3気筒エンジンを持つバイクシリーズの総称であるカワサキ・マッハ (MACH)というバイクのことで「カワサキ・Zシリーズ」おも取るに引かない「名車中の名車」でもあります。
カワサキ・ザンザス400は、この名車「2ストローク3気筒エンジンのマッハ」を4ストローク版で復活させるべく高いスペックと性能を兼ね備え作られたバイクだったのです!

カワサキ・ザンザスのエンジン性能

カワサキ・ザンザス400 のエンジンは同社・川崎重工業が製造・販売していたレーサーレプリカ「ZXR400」のエンジンをベースに作られ、排気効率を中低速域でのトルクを重視したセッティングにされ、0-100km/hでは5秒を下回り0-400では12秒台と同クラスの他車種よりも数段加速に優れた性能を打ち出すほどの当時のネイキッドバイクとしては異例な高いエンジン性能を誇りました。

カワサキ・ザンザスのフレーム・外観

カワサキ・ザンザスのフレームにはその姿からも印象的ですがアルミダイヤモンドフレームが採用され、他社のネイキッドバイクと比べると独特のフレームレイアウトが成されていました。
また、ヘッドライトも独特でデュアルバルブの角形2灯ヘッドライトが強い印象を与えています。

僅かな期間で生産終了となったカワサキ・ザンザス

斬新なある意味「時代の先を行ってしまった」デザインとチェーンアップ次第ではレーサーレプリカも凌駕してしまう高スペックから皮肉にもカワサキ・ザンザスは異端児扱いされてしまい、1992年から1995年という僅かな期間で生産・販売が終了してしまうのでした。

カワサキ・ザンザスのスペック一覧

400ccの排気量でありながら、有り余る高性能を誇ったカワサキ・ザンザスは「大型とも張りあえる程の加速力」を持っていました。
そのザンザスのスペックは以下の通りです。

製造期間 1992年 – 1995年
車体型式ZR400D
エンジンZX400GE型 398cm3 水冷4ストロークDOHC直列4気筒
内径x行程 / 圧縮比57.0mm x 39.0mm / 11.2:1
最高出力53ps/11500rpm
最大トルク3.7kg-m/9500rpm
車両重量186kg

カワサキ・ザンザス、マフラー等のカスタムパーツ

ザンザスの場合、バイクをカスタムする際によくあることですが、他のバイクのホイールやパーツを、カラーなどを変えて、取り付けるというカスタムバイクが多いようです。
一例を挙げればリアのホイールだとZX-9 RのC型のホイールを利用すれば、カラーがほぼ同じらしく、楽に取り付ける事が可能なようです。
またマフラーに至っては、スリップオンサイレンサーなどがよく使われているようです。 

カワサキ・ザンザスの中古車価格

カワサキ・ザンザスの中古車価格ですが、車両価格で20万円後半から30万円半ばといった価格で販売されています。

ただ、この車両価格の場合「検査切れ」のバイクが多く見られ、そう支払額だと検査受け渡しで30万強から40万円前半の価格になっていました。

(2020年2月10日現在での調べです)

カワサキ・ザンザスのまとめ

カワサキ・ザンザス400は「4ストローク版マッハ」と呼ばれ、大型の排気量を持つバイクも、カスタム次第ではレーサーレプリカも凌駕する性能とスペックを誇った隠れた名車(名バイク)であると思えます。

僅かな年数で生産が終了してしまったのは残念ですが、 ネイキッドのジャンルの中の一つであるストリートファイターの元祖とも言われており、知る人ぞ知る名車として紹介させてもらいました。

ある意味「時代を先取りし過ぎたバイク」であるかもしれませんが、 カワサキ・ザンザスおすすめです!