「いつかギラギラする日」というアクション映画があります。

公開当時、 興行的には惨敗だったこの映画。
しかし、「深作欣二イズム全快」のアクション映画でなんといっても「面白い映画」なのです!
そんな「いつかギラギラする日」の面白さを伝えるためにも、あらすじ(ネタバレあり)や出演者・ロケ地にまつわるエピソードを交えて説明していきます!

深作欣二監督「いつかギラギラする日」の面白さ!

このアクション映画「いつかギラギラする日」の面白さとしては当時「きわどく尖った問題児」でもあった「木村一八」が演じるまったく同感できない危険な若者と「役者としての妥協は一切無い俳優」 萩原健一が怪演したギャングのボスという、ふたりの執念じみた闘いが、映画の最後の最後まで繰り広げられる事にあります。
そして、その2人の執念じみた闘いに巻き込まれ、または参戦していくぶっ飛んだ女「麻衣」を演じた「荻野目慶子」や「タッちゃん」と呼ばれる殺し屋を演じた原田芳雄といった名俳優が、たでさえ「熱い2人の執念の闘い」を燃え上がらせ、時として邪魔をしイラつかせ、最後の最後までを全快のまま行き通していきます!

本作の台本を受け取った萩原健一さんは、深作欣二監督に「これ、Vシネマみたいだよ」と不満を述べたそうですが、深作欣二監督の演出により完全な「バイオレンスアクション映画」に昇華しています!

ちなみにこの映画のキャッチコピーは「頭蓋骨まで熱くなる。」です!

「いつかギラギラする日」 のあらすじ(ネタバレあり)と逸話

仕事の度に手を組んでは、銀行強盗などを繰り返すギャングチームの神崎、井村、柴だったが、神崎と井村は柴から仕事を受け、北海道へ向かう。それは角町が持ち込んだ企画の現金輸送車強奪計画だった。4人は大胆な計画、暴走バイクを追いかける偽装白バイと偽装覆面パトカーを使って強奪に成功する。しかし肝心の現金は5千万しか入っていない。井村と角町はどうしても、緊急に5千万の現金を要していた。強奪のチャンスを伺う角町 。しかし先に火蓋を切ったのは井村だった。神埼と柴は井村をなだねめるが、次の瞬間、角町が井村を射殺した!神埼はその場を飛び出し、柴は角町の発砲で瀕死の重傷を受ける。角町は当たりにダイナマイトを撒き散らし、5千万円を我が物とするが、神埼は重症の柴を爆発していく建物の中から何とか連れ出し、柴の愛人である「いけ好かない女・麻衣」に角町が口封じの為に殺しにいくと警告するが、また麻衣も柴を殺すつもりだったのだ。角町は麻衣を射殺しようとするものの、麻衣から返り討ちに合い、何とか着ていた防弾チョッキで命を取り留めるが、2人とも「神埼がじゃまな存在」になってしまったため共闘する事となる。

そして、神埼と角町との「執念じみた熱い闘い」が火蓋を切って落とされたのだった!

ちなみにここからネタバレですが最後には神埼が角町とほぼ相打ちという状態になるものの、神埼は重症を追いつつも、数十台のパトカーに囲まれた挙句、車ごと海に転落し、5千万は海の藻屑となってしまいます。

あらすじはこういった感じですが、惜しい事といえば、「非常に面白いアクション映画」で あり、1993年に「いつかギラギラする日2」として松竹から『非合法大陸』の製作が発表されたのですが、その半年後に中止となってしまいます。

この理由として考えられるのは 興行的 失敗です。

当初「いつかギラギラする日」の制作費は3億円の予算だったそうですが、深作欣二監督の交渉でその後4億8000万円となります。

しかし、撮影したパトカーを何十台も並べて壊すシーンで、パトカーとなった車輌を買い取ることになってしまい最終的に約11億円の製作費になってしまいます。

その制作費 約11億円に対し、配給収入が4.3億円にとどまってしまい、 制作会社も1社倒産し てしまい、 深作欣二監督 もショックを受けたようだったそうです。

今となっては、この続編が作られなかったことは非常に残念で仕方ありません。

「いつかギラギラする日」 の出演者

キャスト

ギャングのボス・神埼萩原健一
ライブハウスのオーナー・角町木村一八
神埼の女・美里多岐川裕美
柴の女・麻衣荻野目慶子
ギャングの一員・井村 石橋蓮司
ギャングの一員 ・柴千葉真一
井村の女房 樹木希林
室蘭のヤクザ 八名信夫
「タッちゃん」と呼ばれる殺し屋 原田芳雄
靴屋の主人 安岡力也

スタッフ

  • 製作者:奥山和由
  • 企画:中川好久
  • プロデュース:杉崎重美、鍋島壽夫、斉藤立太
  • 監督:深作欣二
  • 脚本:丸山昇一
  • 撮影:浜田毅
  • 美術:今村力
  • 照明:渡邊孝一
  • 整音:紅谷愃一
  • 録音:信岡実
  • 編集:川島章正
  • 助監督:佐藤陸夫、初山恭洋、柏渕亘、松川貴志、菊地雄一
  • 撮影応援:柳島克己、栢野直樹、図書紀芳
  • 音楽:菱田吉美、小川尚子、長谷川智樹
  • 選曲:石井ますみ
  • 音響効果:斎藤昌利
  • アクションコーディネーター:二家本辰巳
  • スタント&アクション:アーバンアクターズ、ジャパンアクションクラブ
  • カースタント:カースタントTA・KA
  • ガンエフェクト:BIGSHOT
  • 火薬効果:テイクワン
  • 特殊メイク:織田尚、山木綾子
  • 製作管理:片岡毅允生、木村博人
  • 現像:東京現像所
  • 宣伝協力:週刊ヤングジャンプ、WOWOW
  • ロケ協力:室蘭市、函館市
  • 製作協力:山田洋行ライトヴィジョン
  • 製作:松竹第一興行、日本テレビ、バンダイ

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「いつかギラギラする日」のまとめ

今は亡き「深作欣二」監督のアクション作品であり、日本の「アクション映画」の中でも「深作欣二イズム全快のバイオレンスアクション」である「いつかギラギラする日」は現在の日本映画界では作ることの出来ない映画だと思われます。

というのも、これだけの豪快さを持って更に予算をかける事が現在の「ドラマとタイアップされた作品の多い」日本映画界的に難しく、低予算であればまだしも「一切CGを使っていない生身のアクション映画」を観ることは皆無と思われます。

そうした意味でも「いつかギラギラする日」は間違いなく「面白い!」といえる映画です。

「いつかギラギラする日」文句無くおすすめです!