ホンダドリーム50とは?カスタムパーツや中古車価格について、スペックや概要も交え、解り易く記載しました。

ホンダドリーム50とは


ホンダドリーム50は国内4大バイクメーカーとして、数多くのオートバイを、生産販売している国内企業、本田技研工業が製造販売したオートバイでスペックな排気量49㏄のオートバイであり、4ストロークエンジンを搭載し、ボアアップなど施した改造やカスタムモデルとしてベースとしているユーザーも少なくありません。
その歴史は1997年に発売され、2000年に販売は終了していますが、その後、公道を走行しないレーサーモデルであるドリーム50Rは本モデルはドリーム50生産中止の2000年以降も継続生産され、2009年をもって生産販売共に終了となりました。また、ドリーム50のスタイルは50㏄モデルとしては特徴的で、カフェレーサーを思わせるフォルムとなっており、マフラーも50㏄モデルには珍しい2本出しとなっているほか、1998年1月28日には限定1,000台にて、・フロントフォーク・ボトムケース ・サイドカバー ・ヘッドライトケースのカラーリングを変更したドリーム50スペシャルエディションも販売されています。

ドリーム50R

ホンダドリーム50の概要


ドリーム50は、1995年に開催された「第31回東京モーターショー」に参考出品されており、その際幅広い層に人気を博したモデルであり、 個性的なスタイルは、1962年に発売され日本はもとより世界各地のレースで活躍した市販レーサー「ホンダCR110カブレーシング」を彷彿させるモデルでありながら、前・後ディスクブレーキの採用し、制動性能を上げ、エンジンは、50㏄としては新設計された世界最小の4サイクル・DOHC・4バルブ・単気筒エンジンを搭載しています。

ホンダドリーム50のカスタム・改造に伴うボアアップ等のエンジンパーツなど・・・


改造及び、カスタムべースとして、ホンダドリーム50は様々な仕様が存在しそれに合わせ各カスタムパーツメーカーはボアアップ等に適応したエンジン系のパーツから、足回りの強化などに対応したパーツ等を現在も販売しており、かつて販売されていたカスタムパーツの一部を記載しました。
●スーパーオイルポンプKIT・APE他 用/メーカー: KITACO(キタコ) 
●Sステージボアアップキット89cc/メーカー: TAKEGAWA(タケガワ) 
●ドリーム50ボアアップ取付車用ハイパーカムシャフト/メーカー: TAKEGAWA(タケガワ)
●スーパークールAキット(ラバーホース)3フィン/メーカー: TAKEGAWA(タケガワ)
●手曲ストレートサイクロン/メーカー:ヨシムラ
●DAYTONAデジタルテンプメーター/メーカー:デイトナ
●ダンロップK698/メーカー:DUNLOP
●ステアリングダンパーキット/メーカー:NHK
●ノンフェードディスクパッド/メーカー: KITACO(キタコ)

ホンダドリーム50スペック


ホンダドリーム50のスペックは下記の通りです。
●通称名 ドリーム 50
●車名・型式 ホンダ A-AC15
●全長×全幅×全高 (m) 1.830×0.615×0.945
●軸距 (m) 1.195
●最低地上高 (m) 0.165
●シート高 (m) 0.740
●車両重量/乾燥重量 (kg) 88/81
●乗車定員 (人) 1
●燃料消費率(km/L)30km/h定地走行テスト値 83.3
●最小回転半径 (m) 2.1
●エンジン型式・冷却方式 AC15E・空冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
●総排気量 (cm3) 49
●内径×行程 (mm) 40.0×39.6
●圧縮比 10.0
●最高出力 (PS/rpm) 5.6/10,500
●最大トルク (kgm/rpm) 0.42/8,500
●キャブレター型式 PC09
●始動方式 キック式
●点火方式 CDI式マグネット点火
●潤滑方式 圧送飛沫併用式
●潤滑油容量 (L) 1.1
●燃料タンク容量 (L) 6.2
●クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
●変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.692
2速 1.823
3速 1.400
4速 1.130
5速 0.960
減速比(1次/2次) 4.437/3.583
●キャスター(度)/トレール(mm) 25°00′/90
●タイヤサイズ 前 2.50-18 45L/後 2.50-18 45L
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク/後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式/後 スイングアーム式
●フレーム形式 ダイヤモンド

レーサーモデル・ホンダドリーム50R


ホンダドリーム50Rはこれまで販売されていたドリーム50のレーサーモデルであり、エンジンに、HRCの「Dream50用レース専用キット」のカムシャフト、バルブスプリング、ピストン、搭載し、低フリクションカムチェーン、クランクシャフト、軽量ACジェネレーターを組み込んでいます。またキャブレターやエアファンネルも同様、競技車専用設計とし、最高出力は5.14kw(7PS)/13,500rpmに達しています。ミッションは6速クロスミッションに変更され、フレームは保安部品を取り外したうえ、フェンダーはフロント、リヤ、オイルキャッチタンクはアルミ製となり、タコメーターにはレース専用キット(18,000rpm対応)が採用され、フロントにはゼッケンプレートを装備してあります 。プリロードアジャスター付きのフロント、リヤサスペンション装備したうえ、スイングアームにはレギュレーション対応のチェーンガイドを装備し、排気系はエキゾーストパイプ部分を二重管構造から単管にして排気効率を高めています。タイヤはグリップ性能の高いブリヂストンBT39SSが前後装着となりました。

ホンダドリーム50の中古車市場

ホンダドリーム50の中古車市場での価格は2020年4月22日現在で約40万弱から、程度のよさによっては、60万強の値段が付いており、この排気量のバイクとしては希少価値の高さから「高額なバイク」といえる値段になっています。

まとめ

かつてホンダが販売した50ccクラスのバイクの中でも「名車」といえるホンダドリーム50ですが、スタイル的には「バイクらしいバイク」であり、よりフィーリングを楽しむ事のできる単車といえます。