かつて「ホンダCB750F」というバイク(単車)がありました。このバイクはカスタムされ現在も愛されるバイクの一台ではありますが、中古車市場の価格はもちろん、カスタムパーツの事など調べてみました!

ホンダCB750Fとは?その性能とは


ホンダCB750Fは、1979年6月23日に本田技研工業(株)より発 売された最大出力68馬力のDOC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)・4気筒・16バルブエンジンを搭載したバイクであり、エンジン機構的な面からいえば、DOHCを搭載したことで、吸入・排気の各バルブ開閉にカムシャフトを吸入側1本、排気側1本の計2本となり正確な吸排気タイミングを可能し、4バルブにしたことで、燃焼効率にすぐれたペントルーフ型燃焼室を採用すると共に、高い吸排気効率を狙い、1気筒あたり吸入2バルブ、排気2バルブの計4バルブとし、4気筒で16バルブといった緻密な機構となりました。一方、点火系は無接点式のトランジスタ点火の採用する事により、確実な点火と始動性の向上が実現し、排気の要となるマフラーは、4into2といった別れ方になっています。その為、ホンダCB750Fは低中速域における馬力が向上され、当時としてはスポーティな走りに加え街乗りなどに必要な扱いやすさも加わりました。
フレームは軽量でありながら剛性の高いダブルクレードル型で、ハンドル軸受部には耐久性の高いテーパーローラーベアリングを採用し、ブレーキローター及び
ブレーキシステムは3ディスクブレーキを採用。それによって当時としては、高い運動性能をコントロールするのに見合った、安定した制動力を発揮するフロントダブル、リヤシングルの3ディスクブレーキを装着しています。サスペンションは、路面状況、荷重、スピードなどに応じて調整が可能な、ホンダ独自の減衰力調整機構付FVQダンパーをリヤに 採用し、前後輪ともにチューブレスタイヤを採用しました。
ホイール総アルミ製コムスターホイールで、ハンドルはジュラルミン鍛造のセパレートハンドルに加えメーターは視認性にすぐれている大型のものとした、当時としては、高い技術を惜しみなくつぎ込まれている、凡庸性の高い自動二輪車となっていたのです。

形式としては1979年に発売された初代CB750FはFZ(形式名)と呼ばれ、以後、FA,FB,FCとマイナーチェンジが行われました。

ホンダCB750Fのレストアまたはカスタマイズやカスタムパーツの現状

ホンダCB750Fのレストアまたはカスタマイズやカスタムパーツの現状についていえるのは、何分40年前のバイクという事で、状態によってはフルレストアなど施して、走行できるようにしたり、カスタマイズして走行できる状態にするいう例も少なくありません。
ですが、ホンダCB750Fは当時としては爆発的に 売れた自動二輪車であり、「FZ」「FA」「FB」「FC」の形式別に好むライダーも多く、現在においてもその人気は高く、元々車両を保持していたオーナーも丁寧にメンテナスし続け現行で乗り続けている場合も多々あるそうです。また、不動車もしくは何年にも渡って、エンジンすらかけていなかった車両を手に入れ、レストアまたはフルレストアを施して、走行できるようにしたり、カスタマイズして走行できる状態にするなどいう例も見られ、カスタムパーツも豊富に製造されており、現在に至っても販売されている数は今だもって膨大でだそうです。

またホンダCB750Fはカスタムを引き受ける、ショップも多数存在し、足回りなどはヤマハのXJRなどから流用する 場合も多いそうで、1979年の技術設定のため、制動性や
ブレーキの弱さは、現在の自動二輪車から比較すると非力であることは否めなく、しかも当時としては、車両重量は軽いほうであるものの、現在においては、そうともいえないものがあるからです。
しかし、フルカスタマイズした車両となると、かなりのスペックの高さ(どんな単車であっても、そうかもしれないが)となる車両であり、またオーナーによってはレストア
する工程を楽しむ方もおられますが、とはいえホンダの名車である事は間違いなく、現在においても所有数は少なくないそうです。

ホンダCB750Fの中古車価格

基本的にホンダCB750F の中古車市場での価格の幅は、50万強から120万円になる車体もあります。傾向としてはFCからの車体が高いとも思えますが「状態の良い車体」であれば形式は関係ないようです。また有名どころ(マフラーならヨシムラ。サスならオーリンス)のカスタムパーツで固められたレストア車体も値段は高く、スイングアーム等を加工(場合によっては延長)し足回りなどバランスよくカスタマイズされた車両なら100万越えはざらにあります。(2020年5月7日調べ)

ホンダCB750Fのスペック

・全長 2.190m・全幅 0.795m・全高 1.125m ・軸距 1.515m・車両重量 整備:247kg/乾燥:228kg
・最小回転半径 2.6m ・燃料タンク容量 20L・燃料消費率 (km/L)(60km/h 定地走行テスト値) 32
・登坂能力 (tanθ) 0.46 ・エンジン形式 空冷4サイクルDOHC4気筒16バルブ ・総排気量 748cm3
・内径×行程 62.0mm×62.0mm・圧縮比 9.0 ・最高出力 68PS/9,000rpm ・最大トルク 5.9kg-m/8,000rpm・始動方式 セルフ式
・潤滑方式 圧送式飛沫式併用 ・潤滑油容量 4.5L・一次減速比 2.381 ・変速比 1速 2.533 2速 1.789 3速 1.391 4速 1.160 5速 0.964
・最終減速比 2.388 ・フレーム形式 ダブルクレードル式 ・懸架方式 (前) テレスコピック式 ・懸架方式 (後) スイングアーム式
・キャスター (度) 27°30′ ・トレール 117mm ・タイヤサイズ (前) 3.25H19-4PRチューブレス (後) 4.00H18-4PRチューブレス
・ブレーキ形式 (前) 油圧式ダブルディスク (後) 油圧式シングルディスク

まとめ

なんといっても「空冷」独特のエンジンフォルムとホンダネイキットモデルの草分け的なスタイルが印象的な名車ホンダCB750Fですが、現在も尚バイク乗りに愛され続けるバイクともいえるのではないでしょうか・・・。