多種あるさまざまな栄養素が配合された食品を簡単に変えるようになった今、中でも「葉酸」というものをよく見かけます。
でも、葉酸とは私たちの体にとってどんな働きをして、どういった効果をもたらしてくれるのでしょうか?
そんな「葉酸」の効果や働きについてわかりやすく説明し、葉酸を含む食べ物や妊娠している方には必要といわれますが、いつまで必要なのか?取りすぎてはいけないのか?など様々な疑問に触れていこうと思います。

葉酸を含む食材としては、牛レバー・ほうれん草・白いんげん豆・うずら豆・アスパラガス・アボガド・ブロッコリー・オクラ・芽キャベツ・菜の花に多く含まれています。
葉酸の効果や効能・働きとしては、胎児の健康育成を助ける他、子宮頸がんの発生を抑え、肺がんや直腸がんの予防にも働きかけます。
注意点としては、葉酸が不足気味になると、舌炎・下痢をおこしやすくなり、悪性貧血や動脈硬化を起こす原因のひとつになります。
葉酸を摂取する際は、お酒との同時摂取は止めた方がいいようです。
アルコールは葉酸の吸収を妨げる作用があることがわかっており、飲酒時の葉酸を含む食事は、葉酸の吸収率を弱めるようです。
また、妊娠を予定している女性に良い効果がある事から、葉酸の不足には注意が必要で、厚生労働省でも妊娠を予定される女性、または妊婦の方には、普段の食事に加え、サプリメントからも摂取するように呼びかけられています。

妊娠中、産後、授乳中に必要なビタミン葉酸

葉酸は、妊娠中、産後、授乳中にも必要性が高いビタミンであると言われています。
その理由として挙げられるのは、産後生まれたばかりの乳児は、まだ食材から栄養文を取ることができません。
離乳食が始まるまでは、母乳やミルクに頼るしか乳児は栄養補給の方法がないのです。
母乳には、お母さんの体にある免疫も含まれるため、お母さんの健康状態も大きく乳児に影響を与える事から、母体の栄養摂取の仕方によって乳児の成長は大きく左右されます。
そのため、妊娠中に至っても、お母さんは必要な栄養を、適量で尚且つ十分に摂取する事が、栄養価が高く、質の良い母乳を乳児に与える事になる為

葉酸とは?

葉酸とは、妊活中、妊娠中、授乳中といった妊婦の方が不足しがちなビタミンB群の一つでもあり、特に葉酸が「胎児の神経閉鎖症候群のリスクを低下させる」という効能や、30歳辺りを過ぎてからの、高年齢での妊娠を望まれる女性に母子ともに安全な妊娠を促すといわれる栄養素のひとつです。
その葉酸は、全部で13種類あるビタミンのひとつであり、その13種類のビタミンは水に溶ける水溶性ビタミンと水に溶けない脂溶性ビタミンの2種類に区分され 葉酸は、13種類の内9種類ある水に溶ける水溶性ビタミンのひとつとなります。
水溶性ビタミンの特性としては、名の通り水に溶けるビタミンであるために余分に摂取したビタミンは尿と一緒に排出されてしまいます特性がある他、普段の食事からは加熱すると壊れやすいという性質を持っており、調理法によっては摂取できない場合も多いビタミンでもあります。
葉酸はビタミンB群のとなるビタミンですが、このビタミンB群とは、体内に取り入れられた、炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に関わる栄養素です。
葉酸の他のビタミンB郡では以下のようなものがあります。

ビタミンB1(チアミン)

糖質を体内で分解しエネルギーに変える働きをするビタミンB1(チアミン)
食材としては、玄米・胚芽米・米ぬか・牛肉・豚肉・納豆・ハム・オレンジといった食材に多く含まれるビタミンで、加熱すると壊れやすく、カフェインやアルコールと一緒に摂取すると破壊されてしまいます。

ビタミンB2(リボフラビン)

糖質・脂質・タンパク質などをエネルギーに変換し、細胞を傷つける活性酸素を減らす働きがあるビタミンB2(リボフラビン)
鶏肉・魚類・ブロッコリー・アスパラガス・ほうれん草・牛乳・チーズ・ヨーグルトといった食材に多く含まれるビタミンです。

ビタミンB6(ピリドキシン)

食物から取り入れたタンパク質や、アミノ酸の代謝を促す働きのあるビタミンB6(ピリドキシン)
バナナ・アボガド・卵・大豆・玄米・くるみ・牛肉・鶏肉の他、ビール酵母といった食材に多く含まれるビタミンです。

ビタミンB12(コバラミン)

赤血球やタンパク質を作る上で重要な役割を果たし「造血のビタミン」とも呼ばれ、神経を保護し、脳が正常に働くように補助する働きのあるビタミンB12(コバラミン)
アサリ・カキといった貝類の他、ニシン・鮭・マグロといった魚類にも多く含まれ、タラバガニやハムといった食材に多く含まれるビタミンです。
これらも含め、ビタミンB群は全部で12種類あります。
葉酸も含め、ビタミンB群に言えることは、ひとつでも不足してしまうと他のビタミンと連鎖的な働きをしているため、他のビタミンの働き自体を止めてしまうことがあり、バランスよく摂取しなければならない大切なビタミンでもあります。

葉酸の効果・効力・働きといつまで必要な栄養素なのか?

葉酸は、1941年にホウレンソウの葉から発見され、かつては、ビタミンM、ビタミンB9とも呼ばていた、水に溶けやすい水溶性ビタミンの一種類で、ビタミンB12と並ぶ「造血のビタミン」と呼ばれる栄養素であり、ビタミンB12と同じように正常な赤血球の生成に役立つ働きを行います。
また、遺伝子の本体ともいえるDNAをつくる働きもあり、細胞分裂を補助する働きもある重要な栄養素です。
DNAは体内に食事によって取り入れられた、タンパク質や脂質、炭水化物を分解して再構築する際の設計図になる役割りもあるため、他の栄養素を吸収する為にも葉酸は大切な働きをするビタミンといえます。
他の葉酸の効果・効能では、子宮頸ガンの発生を抑え、肺ガン・直腸ガンの予防する作用があるといわれています。
他に葉酸は、妊婦の方に嬉しい効果があるビタミンとしても知られており、胎児に栄養を送るための、母体の健康な血液を作る他、女性の生理周期を整え、妊娠しやすい体質を作る働きを促すことから、妊娠中の方だけではなく、妊活中の方にも重要なビタミンのひとつでもあります。
その中でも特に妊婦の方に注目される葉酸の働きは、「生まれてくる赤ちゃんの先天性障害(神経管閉鎖障害)の防止効果」です。
先天性障害(神経管閉鎖障害)とは、妊娠初期に起こる先天異常で、妊娠4~5週の時期に神経管がうまく形成されず一部分がふさがり脳や脊髄の機能に異常をきたす病気です。
1日に摂取される推奨量としては約240μgで、妊婦の方では2倍の480μgが1日に摂取される推奨量となります。
ちなみに、各年齢別で葉酸の推奨量をみてみると日の推奨量は、男性も女性も同じです。

1歳から2歳までは、1日の推奨量が 90μgで、1日の耐用上限量は200μgです。

3歳から5歳までは、1日の推奨量は100μgで、1日の耐用上限量は300μgです。

6歳から7歳までは、1日の推奨量は130μgで、1日の耐用上限量は400μgです。

8歳から9歳までは、1日の推奨量は150μgで、1日の耐用上限量は500μgです。

10歳から11歳までは、1日の推奨量は180μgで、1日の耐用上限量は700μgです。

12歳から14歳までは、1日の推奨量は230μgで、1日の耐用上限量は900μgです。

15歳から17歳までは、1日の推奨量は250μgで、1日の耐用上限量は900μgです。

18歳から29歳までは、1日の推奨量は240μgで、1日の耐用上限量は900μgです。

30歳から69歳までは、1日の推奨量は240μgで、1日の耐用上限量は1000μgです。

70歳以上になると、1日の推奨量は240μgで、1日の耐用上限量は900μgです。

ただし、葉酸の 1日の推奨量は 妊活時、 または妊娠の可能性がある女性は 神経管閉鎖障害のリスクを低減させるためにその年代の推奨量に400μgの葉酸をプラスして 摂取することを推奨します。
( 耐用上限量はその年代の耐用上限量を守ってください)
また、妊娠された女性は、 その年代の推奨量に240μgの葉酸をプラスしたものが推奨量となります。
( 例えば18歳から29歳の間に妊娠された方は、通常の1日の推奨量240μgに240μgをプラスした480μgが1日の推奨量となります)
授乳中の方であれば、その年代の1日の推奨量に、100μgをプラスした推奨量となります。
ただし、この場合も耐用上限量がないというわけではなく、その年齢に応じた対応上限量を参考にして適切な葉酸を摂取することが大切なこととなります。
葉酸を含む食材としては、牛レバー・ほうれん草・白いんげん豆・うずら豆・アスパラガス・アボガド・ブロッコリー・オクラ・芽キャベツ・菜の花に多く含まれています。
葉酸の効果や効能・働きとしては、胎児の健康育成を助ける他、子宮頸がんの発生を抑え、肺がんや直腸がんの予防にも働きかけます。
注意点としては、葉酸が不足気味になると、舌炎・下痢をおこしやすくなり、悪性貧血や動脈硬化を起こす原因のひとつになります。
葉酸を摂取する際は、お酒との同時摂取は止めた方がいいようです。
アルコールは葉酸の吸収を妨げる作用があることがわかっており、飲酒時の葉酸を含む食事は、葉酸の吸収率を弱めるようです。
また、妊娠を予定している女性に良い効果がある事から、葉酸の不足には注意が必要で、厚生労働省でも妊娠を予定される女性、または妊婦の方には、普段の食事に加え、サプリメントからも摂取するように呼びかけられています。

妊娠中、産後、授乳中に必要なビタミン葉酸のまとめ

葉酸は、妊娠中、産後、授乳中にも必要性が高いビタミンであると言われています。
その理由として挙げられるのは、産後生まれたばかりの乳児は、まだ食材から栄養文を取ることができません。
離乳食が始まるまでは、母乳やミルクに頼るしか乳児は栄養補給の方法がないのです。
母乳には、お母さんの体にある免疫も含まれるため、お母さんの健康状態も大きく乳児に影響を与える事から、母体の栄養摂取の仕方によって乳児の成長は大きく左右されます。
そのため、妊娠中に至っても、お母さんは必要な栄養を、適量で尚且つ十分に摂取する事が、栄養価が高く、質の良い母乳を乳児に与える事になる為、バランスを意識した栄養の摂取が望ましいと思われます。
この質の良い母乳を作るのに、お母さんに必要な栄養素として葉酸は大きな役割を果たす栄養素のひとつなのです。