アミノ酸とは私たちの体にとってどんな働きをして、どういった効果をもたらしてくれるのでしょうか?

そもそもアミノ酸とは様々な栄養素の総称でありそこが知られているようで理解されていない事であると思われます。
そんな栄養素であるアミノ酸の特徴や性質や効果などを調べてみました

アミノ酸とは?

現代人の食生活では、足りない栄養素などを健康食品やサプリメントなどで補助的に摂取する人は多く、私たちにとってなじみの深いものとなってきました。
その中でもよく聞くのが、アミノ酸配合といった食品なのですが、まずはそのアミノ酸について説明して行くことでアミノ酸が、いかに重宝するものか理解してもらうためにもわかりやすく解説していこうと思います。

タンパク質はアミノ酸で再構築される

私たちは、普段の生活でアミノ酸を体の中に取り入れる場合、もちろん食事によってアミノ酸を取り入れます。
一般的にアミノ酸は「肉や大豆に多く含まれる栄養」とはいいますが、アミノ酸とは、タンパク質の原料といえる栄養なのです。
では、そのタンパク質は私たちの体にどう働く栄養なのかというと、体を動かす生命活動のほとんどを担っている栄養であり、栄養・血液になったり、各種の酵素、ホルモン、抗体となって身体を守ったり、様々な生体内反応を起こして私たちの体を機能させています。
しかし、食事で取り入れたタンパク質は、元々私たちの体にあるタンパク質ではないため、一度分解してから再構成させる必要があるのです。
たとえば、豚肉を食べてタンパク質を取り入れた場合、食べた豚肉は体内にある消化酵素というタンパク質によってアミノ酸に分解されます。
分解されたアミノ酸は体内にある代謝酵素というタンパク質によって、小腸で吸収され、血管から血液によって全身の細胞に行き渡ります。
その後、全身に行き渡ったアミノ酸は、私たちの遺伝子(つまり人間のDNA)がアミノ酸を再構築するタンパク質をつくる設計図の役割を果たし、その遺伝子に従って、私たちに必要なタンパク質に再構築され、体に機能していきます。
この事からいえるのが、私たちの体にとって必要なタンパク質を作るのは、タンパク質の原料でもあるアミノ酸なのです。

体に必要なアミノ酸

人の体とは、一般的に約60%が水分で出来ており、約15%が脂肪で、約5%が糖質や様々な栄養であり、約20%が水分を除いたタンパク質で出来ているといわれています。
その20%のタンパク質は約10万種類にのぼり、肌や毛髪、筋肉や骨・内臓、赤血球や白血球、ホルモンなどをつくる為には必要な栄養素となっています。
更にその体内に約10万種類あるそれぞれのタンパク質は、20種類のアミノ酸によって作られています。
つまり、人間の体に必要なタンパク質は、タンパク質の原料であるアミノ酸によって作られているため、人の体の約20%はアミノ酸で作られているともいえるのです。

人間に必要なタンパク質を作っている20種類のアミノ酸

現在自然界には約500種類ものアミノ酸がある事がわかっていますが、人間の体内にある約10万種類タンパク質を、作っているのは20種類のアミノ酸です。
その20種類のアミノ酸には、体内で充分な量を合成できない9種類の必須アミノ酸と、体内で充分な量を合成できる11種類の非必須アミノ酸があります。
そのその20種類のアミノ酸にもさまざまな性質や効果・効力があるのですが、では、その各アミノ酸の名称と特徴を説明します。

バリン(必須アミノ酸)


バリンはBCAAとよばれる運動時の筋肉でエネルギーとなるアミノ酸で、9種類ある体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつです。
(BCAAとはバリン、ロイシン、イソロイシンの総称であり、Branched Chain Amino Acidの略語なのですが、枝わかれするような分子構造をしているため、分岐鎖アミノ酸ともよばれています。)
バリンが体内に促す効果としては、筋肉のエネルギー源ともいえる重要な働きをし、筋肉を修復したり、脳にダメージを与えるアンモニアを無毒にする効果があります。
他には、血中の窒素バランスを整え、肝硬変の改善にも役立つという効果もあります。
主な効果・効能をまとめると、筋肉を修復し、肝硬変を改善する他、美肌効果を及ぼし、不足すると疲れやすくなる等の影響がでます。

ロイシン(必須アミノ酸)


ロイシンもバリンと同様にBCAAのひとつで、9種類ある体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつです。
ロイシンが体内に促す効果としては、筋肉を強化し、持久力や瞬発力を高める他、肝臓の機能を補正して高め、疲労を回復させるという効果もあります。
主な効果・効能をまとめると、筋肉を強化し、肝機能を高め、ストレスを緩和させるといった効果が望めます。
不足してしまうと、筋肉の低下につながり、疲労を蓄積させ、インスリン分泌を減少させてしまいます。

イソロイシン(必須アミノ酸)


イソロイシンは、ロイシン・バリンと同様にBCAAのひとつで、9種類ある体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつです。
イソロイシンが体内に促す効果としては、筋肉を強くし血管を膨張させたり、筋肉を修復したり、血糖値の上昇を押さえ糖尿病を予防するといった効果があります。
主な効果・効能をまとめると、筋肉を修復し、疲労を回復させ、神経機能を正常に保ち、糖尿病を予防する他、肝機能を高め、肌だけではなく髪の健康を保つ効果も望めますが、不足すると血糖値の上昇させてしまいます。

リジン(必須アミノ酸)


リジンは9種類ある体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつで、タンパク質やカルシウムの吸収を良くする効果の他、脳卒中の予防効果もあり、肝機能を強化させますが近年では、育毛剤の成分としても注目されています。
リジンが体内に促す効果としては、疲労回復を促し、肝機能を高め、ヘルペスの予防や改善にもつながり、さらに脳卒中を予防させ髪の毛を健康にする他、集中力をアップさせるという効果が望めます。
しかし、リジンが不足してしまうと、眼の充血やめまい吐き気などの原因の一つになってしまいます。

スレオニン(必須アミノ酸)


スレオニンは、9種類ある体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつで、トレニオンと表記されることもありますが、スレオニンは人体の生命を維持するために必要なエネルギーの一つとも思われるアミノ酸であり、グルコースの生成に関わる他、肌の張りを保つコラーゲンや、髪の毛の潤いを保つケラチンを合成させる為の材料の一つでもあります。
スレオニンが体内に促す効果としては、脂肪肝の予防や成長の促進を促し、胃炎を改善させ、美肌効果には大切な肌の潤いを保つといった嬉しい効果もあります。
ですが不足気味になると、食欲の不振や、貧血になりやすいなどの体調不良をもたらす原因の一つとなってしまいます。

トリプトファン(必須アミノ酸)


トリプトファンは、体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつで、脳内で神経伝達物質である、セロトニンやメラトニンを合成します。
トリプトファンが体内に促す効果としては、集中力や記憶力を高める他、不眠の解消や鎮痛効果があり、月経前症候群の改善するといった効果があります。
トリプトファンを含む食材としては、レバー・牛乳・チーズ・大豆・アーモンド・カツオ・バナナが挙げられ、トリプトファンが体内で不足すると睡眠障害や「イライラする」「不安になる」といった精神的ストレスが発生する場合があります。

メチオニン(必須アミノ酸)


メチオニンは、体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつで、硫黄を含んでいることから含硫アミノ酸のひとつでもあります。
メチオニンが体内に促す効果としては、メチオニンには体内のヒスタミンの血中濃度を下げる働きがあり、ヒスタミンはアレルギーを引き起こす原因でもあり、ヒスタミンが活性化してアレルギー症状が出た際に、メチオニンはアレルギー症状を軽減する効果があります。
また、メチオニンは肝臓で毒素や老廃物の分解や排出を促進させる効果があり、肝機能の修復や老化防止にも働きかけます。

フェニルアラニン(必須アミノ酸)


フェニルアラニンは、大豆・豆腐・アーモンド・落花生・かぼちゃ・ゴマ・ジャガイモなどに含まれる体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸のひとつで、脳や神経の働きを活発にするといわれる芳香族アミノ酸のひとつでもあります。
体内に促す効果としては、脳内での神経物質であるアドレナリンやドーパミンなどに変わって刺激を伝達したり、神経を高揚させて活力を高める作用が望め、記憶力の向上も促します。
さらに慢性的な痛みを軽減し、他うつ病を緩和させる働きがあり、別の用途としてはアスパルテームという人工甘味料の原料でもあります。

ヒスチジン(必須アミノ酸)


ヒスチジンは、1985年までヒスチジンが欠乏しても窒素のバランスは乱れないと考えられていた為、乳児期で準必須アミノ酸、それ以降では非必須アミノ酸と考えられていました。
しかし、その後の研究での報告でヒスチジンが欠乏すると窒素のバランスが乱れ、これによって現れた異常がヒスチジンの投与で元に戻るという結果が判明します。
これによってヒスチジンは改めて体内で充分な量を合成できない必須アミノ酸に分類されました。
しかも、体内に必要とされる量のヒスチジンを合成する事は乳児期では不十分なのですが、神経の働きの補助や集中力、記憶力の向上などにも関わる働きがある事がわかり、必要量を合成できない幼児期には、子供の発育に関わるアミノ酸として成分的にも重要視され、乳製品や鶏肉、青魚などから摂取する必要性が高まっています。

グルタミン(非必須アミノ酸)


グルタミンは骨格筋に貯蔵されているアミノ酸の約6割を占めるという、人体にとって重要なアミノ酸ですが、うまみ調味料などに使われるグルタミン酸とは別の栄養素です。
しかし、グルタミン酸とまったく無関係というわけではなく、体内に入ったアンモニアを、グルタミン酸が酸度を調整してグルタミンにかえるため、グルタミン酸がグルタミンになるともいえます。
グルタミンが体内に促す効果としては、免疫機能の向上にも作用しており、筋肉の維持に重要な役目を果たす他、細胞の柔軟性を維持する効果もあるため、手術後の患者に対し、できるだけ筋肉を失わず体力を保持できるよう、医療現場でも点滴に添加されることもあります。
ただし、摂取に関しては難点があり、食品的には肉や魚、卵といった食品などに比較的多く含まれていますが、加熱により変性してしまうため、通常の食事では摂取しにくいアミノ酸です。

グルタミン酸(非必須アミノ酸)


うま味の基になる特性があるアミノ酸としては、市販させている調味量の説明にも使われるため、比較的に知名度の高い認知があるアミノ酸です。
グルタミン酸を多く含む食品としては、小麦や大豆のタンパクに多く含まれており、昆布やトマト、チーズなどには遊離の形で含まれ、利用されやすいアミノ酸と思われていますが、それだけではなく体内ではケトグルタル酸とアンモニアから生まれ、多くのアミノ酸がグルタミン酸を基に合成されているという重要な役割も担っています。
またグルタミン酸が体内に促す効果としては、うまみだけではなく、疲労回復、利尿効果、アルコール依存症の改善、肥満の予防などに効果的であるといった医療的な健康維持効果も持っています。

アスパラギン(非必須アミノ酸)


1806年のフランスでアスパラガスの芽から発見された、その後のアミノ酸の発見の始まりともいえる栄養素で、人体に促す効果としては、肝保護作用、運動持久力の向上作用、新陳代謝の向上、スタミナ増強作用の他、持久力や疲労回復効果が注目されているため、筋トレなどに取り組む方やアスリートにも重宝させるアミノ酸といえます。
アスパラギン酸とは、また別のアミノ酸ですが、アスパラギン酸が体内でアスパラギンを合成しているため、まったく無関係ではありません。
食品としては、植物界に多く存在し、特に発芽した豆類やじゃがいもに多く含まれています。

アスパラギン酸(非必須アミノ酸)


アスパラギン同様に、野菜のアスパラガスから発見されたアミノ酸であり、体のスタミナをつけ、疲労に対する抵抗力を高める作用から注目され、栄養ドリンクといった形で、その有効成分として用いられている事が多くありますが、特徴的なのは、体に促す効果はアスパラギンとほぼ同じですが、エネルギーや代謝を高める、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルをスムーズに全身へ運ぶといった作用があるため、有効成分が体に効果をもたらすのに即効性があるといった点があり、アスリートやスポーツを行う方にも重宝され、スポーツ選手がアスパラギン酸を摂取すると、スタミナが増すといった結果がある事もわかっています。

アルギニン(非必須アミノ酸)


アルギニンとは、タンパク質を構成する塩基性アミノ酸のひとつで、体に促す効果としては、血管などの機能を正常に保つ働きがあり、その事から冷え症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病の予防といった効果を期待できる上、運動したときに感じる疲労原因の一つであるアンモニアの血中濃度の低下作用があるという事が負荷を与えたマウスでの実験結果でもわかった為、疲労回復に効力がある事が期待されています。
また、アルギニンは体内で作り出せる非必須アミノ酸ですが、残念な事に体内で作り出せる量は少なく、特に幼児は体内で作り出す量が十分ではないために、不足した分を食事で補う必要があり、その事から準必須アミノ酸、条件付きのアミノ酸と呼ばれる場合もあります。

アラニン(非必須アミノ酸)


アラニンは、体内で作り出す事ができる非必須アミノ酸のひとつで、肝臓のエネルギー源として重要な役割を持っている他、旨みと甘味があり、加熱するとカラメルのような香りがするので、フレーバーとして加工食品などにも食品添加物として利用されています。
体内に促す効果・効力としては、アラニンは肝臓へ送られて、エネルギー源となるグルコースを作るといった働きがあるため、その事から運動で消費したエネルギーを再び生み出す効果がある事がわかり、運動の持続に役立つ栄養をいわれています。
また、アラニンとグルタミンを同時に摂取すると、肝臓でのアルコール代謝がスムーズに行われるようになる効果があり、肝機能を助け、肝臓を保護するアラニンの作用から、肝障害の予防や改善にも効果的な栄養と期待されています。

プロリン(非必須アミノ酸)


プロリンは体内で作る事ができる、非必須アミノ酸のひとつであり、食品としてはゼラチンに特に多く含まれる他、アルコールに溶ける唯一のアミノ酸です。
体内での作られ方としては、グルタミン酸から生合成され、逆反応でグルタミン酸へと分解されるといった作用を持ち、特徴としては皮膚などの組織を構成するコラーゲンの主要成分である事がわかっています。
他に体内へ促す効果としては、コラーゲンの主成分である事から、美肌効果が望め、さらに軟骨その新陳代謝を活発にし、関節痛をやわらげる効果が期待されており、人体へのエネルギーになる際も即効性があるといわれています。
その他では、脂肪を分解しエネルギー源として消費しやすくする働きがあるリパーゼをプロリンは活発化させる作用がある事から、体を激しく動かす運動時にプロリンを摂取すれば、効果的に脂肪を燃焼させる作用が高まるのではと期待されています。

システイン(非必須アミノ酸)


システインは、豆類、にんにく、たまねぎ、いわし、オート麦、小麦胚芽に多く含まれ、体内で作り出すことの出来る非必須アミノ酸のひとつです。
水・エタノールなどに溶けやすく、イオウと化合した含硫アミノ酸で酸化されるとシスチンになるのですが、体内ではメチオニンとセリンから合成され作り出されます。
体に促す効果・効力としては、皮膚代謝に関与する酵素を活性化させる機能を持ち、皮膚に含まれる黒いメラニン色素の産生を抑えます。
また、体内の毒素を積極的に排出する効果があり、肝臓や脳を保護し、がん予防や生活習慣病を予防する効果も期待されています。
また、人間の手によって食品や食材に加工される前のシステインは、自然界にある状態でL-システインの形で存在しており、L-システインも代謝を促進する働きがあるため、二日酔いによる倦怠感を解消する効果が望め、二日酔いの解消といった効果をうながす医薬品の成分としても、よく配合されています。

チロシン(非必須アミノ酸)


チロシンは、1846年にドイツ人化学者がチーズから発見したアミノ酸であり、体内で合成できる非必須アミノ酸のひとつで、必須アミノ酸のひとつあるフェニルアラニンから合成されており、食事などから摂りこまれたフェニルアラニンと酸素をもとに、肝臓細胞にあるフェニルアラニン4-モノオキシゲナーゼという酵素の働きで合成されるのですが、フェニルアラニン4-モノオキシゲナーゼという酵素が先天的にこの酵素が欠損している人の場合、体内でフェニルアラニンが増えて髪の毛や皮膚の色は薄くなるといった症状を引き起こす「フェニルケトン尿症」になります。
体内に促す効果としては、アドレナリンやノルアドレナリンなどの前駆体であるチロシンには、精神面や感情面の安定に役立つと考えられており、ストレスを緩和したり、やる気や集中力を高める効果が望め、メラニン色素の材料でもある事から白髪予防にも役立ちます。

セリン(非必須アミノ酸)


セリンは、体内で合成できる非必須アミノ酸のひとつで、リン脂質やグリセリン酸をつくるアミノ酸で、美白効果のあるアミノ酸・システインの原料にもなっています。
体内に促す効果としては、リン脂質を作る働きのあるセリンは、リン脂質の中でもホスファチジルセリンという脳や神経組織に特に多く存在する栄養素の材料ともいえる為、脳の機能改善やアルツハイマー病の改善・予防に効果があるのではないかと期待されています。
しかし、ホスファチジルセリンは記憶や認知能力と深い関わりがある神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となっており、ホスファチジルセリンといったリン脂質をつくるセリンが不足すると、脳や神経系に悪影響を与えるおそれがあるのではないかといわれている重要なアミノ酸です。

グリシン(非必須アミノ酸)


体内で作られる非必須アミノ酸のひとつで、神経ネットワークの情報の伝達に関わるアミノ酸であり、運動・感覚などの身体の調節する働きがあります。
その働きもあって、グリシンが体内に促す効果としては、睡眠の質を高める効果あり、睡眠後の疲労感の回復や日中の疲労感を軽減させ、また偶発的に起こる眠気を抑制し、作業効率の向上効果も期待されています。
また、グリシンはコラーゲンの1/3を構成しているアミノ酸でもあります。

アミノ酸サプリメントの効果・必要性

人間の健康や生命を維持するために必要なアミノ酸には、合計20種類の内、体内で充分な量を合成できる11種類の非必須アミノ酸と、体内で充分な量を合成できない9種類の必須アミノ酸があります。
しかし、9種類の必須アミノ酸を食事で摂取しようとしても、高カロリーでインスタント化された現在の食生活では、十分な必要量を摂取する事は困難で、体内で合成できる11種類の非必須アミノ酸にしても、かたよった食生活ではその必要量が合成されているとは考えにくいのが現状と思われます。
また、以前と比べると魚を食べる事が少なくなった現代人の食生活では、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシンといった必須アミノ酸の総称です)を多く含むマグロ(生の赤身・刺身)や生のさんま、あじ、カツオを毎日食べる事は、よほど意識してないと困難なのではないでしょうか。
しかも、グルタミンのように加熱により変性してしまうため、通常の食事では摂取しにくいアミノ酸もあります。
そうした意味からもアミノ酸が配合された食品の必要性は高く、身体の活性化や正常化には役立つものと考えられます。

まとめ

私たちが健康な生活を維持するために必要不可欠なアミノ酸ですが、目的や用途に合わせて必要なアミノ酸を摂取するためにも、アミノ酸が意図的に配合された食品などを活用するのもよいのではないでしょうか。